32回目「相の瀬でヤリイカ。激シブ」

明らかに好調なタチに行くとばかり予想していたのに、なぜか下降気味のイカへ行くことになりまして、行きました。

もし凪がダメならコマセということで二重での支度ですが、車に積むだけにしてあるのでたいした時間はかかりません。

 

朝到着。メンバーはとりあえず二人。あと何人来るかと思ったら全員で4名でした。

船の支度だけするも、改めて落ちたところを見ると…よくここに体をあまり打たずに落ちたなぁ~と…。後頭部を強打しててもおかしくない場所だけにゾッとした。

 

で現地に向かうも、朝は多少バサバサ。まあ御前崎に比べれば余裕だけど。

ゆっくりと最初はセノをチェックするも、相の瀬に変更して向かう。

 

現着で支度してスタート。ノリが悪い。ぜんぜんあたりがない。生命感のない海。

中錘はまつるので、今回も外す。あと繊細なあたりがクッションを挟むと余計わからなくなる。ここらの判断は経験でだいぶ感覚が掴めてきた感じ。

 

タックルはいつもの通り。イカセブンのスルメに、電動丸無敵3000。

今回は投入機が使えないので、面倒だったけど、手慣れたもんだね。祭ることもなくほぼ船長と同じぐらいで投入できるようになった。

 

 

朝方はバサバサしてたが、上潮が速くて、まつりも頻発して辛かった。

4人なのにまつるってのは辛いよ。

 

まあアテになる船長がドンドン釣るので、そこらを参考にして自分も必死について行く。

他の二人は、「釣れたかな~」と上げるもスカで、あたりがぜんぜん取れてない模様。

 

普通、イカはつくと重くなるほかに、明らかに引く。ただし、それは型がある程度ないと錘とラインの水の抵抗でわかりにくくなる。それで自分も大苦戦。そこらが繊細でも確実に取る船長は、経験の差としか言いようがない。

 

 

 

次第に風が落ちて、凪はかなりよくなるも釣れない。他の遊漁船の無線でも

「やっとボウズがいなくなったよ」とかそんなレベル。

 

 

ツノに関して言えば、自分はそこまで重要なのかな?とは思ってる。カラーこそ当たり外れはあるが、形状はよくわからない。(わからないとは言いつつも、同じ仕掛けを使っていると、よくイカが触れるツノは傷が付き消耗していくので、多少なりとも自分の中のノウハウはあるが、基本的には公表しない。ただそれはあくまで自分の中での得たものなので、正確かもわからないし。)

 

ルアーをやめた大きな理由は、「メーカーに踊らされることに疲れた」というのがあるので、あまりブームみたいな釣りは興味がほとんどない。

今年はこれ!去年はこれ!、魚なんて釣られてそれっきりなのに、イチイチ選んで食いついてるわけじゃないんだし。

メーカーはプロアングラーというものを確立させといて、あとは道具の差がないとしても「今年の目玉ルアー、○○はこの動きが特徴的で、マルチベイト的な自由自在の動きから、魚を誘う!!」とか適当な横文字を入れて、わけわからんようにして、それらしく売り出すのが仕事。

 

それに釣ってるつもりが、釣られてたというオチに気がついたからやめただけ。

 

コレクター含めて、それも釣りの楽しみと言えば楽しみなのも理解できるが、餌師は腕と経験で勝負するから、そこが楽しいと自分は思う。それはきっと磯やヘラなど、他の餌釣りもそうだと思う

 

趣味は人それぞれ。別に自分の考え方を押しつける気はサラサラないが、押しつけられるのは嫌。

 

なので、基本的には話にも乗らないね。自分は本音としてそう思ってないから。

 

ベテランの釣り師ほどこう言う

「釣れるときは釣れるし、釣れないときは釣れない」

これがすべてだと思う。そしてそういう意見が俺は好きだ!

 

 

 

 

って雑談を書いて…結局この日は最後までノリが悪く終わり。

厳しい日もあるけど、数を経験しておくことで釣れる日の差も出るからね。仕方ないです。

こういう日もある。


釣果は

 

ヤリイカが8杯

 

 

スルメが一杯。

 

船で数えたときは計8杯だと思ってたけど多かった…。証拠に写真も撮っといたわけです。

型も小さいし、まだまだだねぇ。

 

船長が~ブログを見る限りスルメが2杯、ヤリが11杯ってところ?

 

でもなかなかねトップを独走はできない。経験の差がここには歴然とあるんだねぇ。

1回の偶然はあっても、平均で見れば歴然としてるんだよね。

 

ちなみにUさんが1杯、御前崎兄が2杯。

この二人は、あたりが最後まで取れなかったようだ、竿が違うには違うんだが、自分には経験上そこの差だとは思えない。

 

唯一は経験の差だと思う。こまめに行くことで感覚が身に染みつくから。

 

でも一言でどんな道具だろうが、釣れればいいんだよ。それなら誰もね、あれこれ言わないし思わない。

 

 

 

 

魚種名 2011年釣果 追加 サイズ・他
アジ 261本 42cm(5/1)
サバ 68本 45cm(6/2)
カツオ
16本 6.1kg(8/10)
キメジ
3本 7.15kg/82cm(9/19)
ソーダ鰹
5本
尾赤アジ 3本
サンバソウ 10本
ヤリイカ 44杯  +8 62cm(1/8)
スルメイカ 6杯  +1
ムギイカ
83杯 スルメイカの子供
太刀魚 46本  指4本(8/15)
カワハギ 1本
ウマヅラハギ 1本 36cm(3/5)
イサキ 108本 38cm(8/20)
真鯛 2本 46cm(3/5)
甘鯛
1本
レンコダイ
2本 34cm(6/2)
シキシマハナダイ
4本
ワラサ 2本 68cm(3/27)
ワカシ
5本
メジナ 3本 40cm(6/17)
沖メバル 4本
キス
2本
Australian herring 2本 ニシン・コノシロ
Australian Filefish
38本 カワハギ・餌は牛肉

 

こんなところ。


 

しかしなんだかぐったりと疲れてしまった。みんな元気すぎて参る。

眠いし疲れるしで。変なことを口にし出したあたりからやばいと思った。。

 

ギリギリまで寝てもダメなんだなぁ~。

 

帰り際にアンカーの打ち直しの作業に参加するも、基本的には何もせず…。

理由は疲れてるし、他の人たちが乗り込んでやってたので。。

見てるだけでも、船を持つのはめんどくさいもんだなぁと感じた。

 

 

なぜ、みんなが平然と釣りしてられるかは謎だ!

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