22回目「幸進丸で駿河湾太刀魚・メジ・カツオ釣り。爆釣リベンジ果たす!」

7/29

カツオ・・・前回は、本当に散々でした。雷と雨…。太刀魚二本で1本当たり六千円…。

餌釣師という名に恥じる行為は許されない…。いくなら今週じゃないと来週行ってたら忙しいじゃ済まなくなる。寝ない生活でもすりゃいいけど…でも~…

 

行くしかない!!!(>Д<)ゝ

 

ってことで前日に幸進丸に連絡して、リベンジに行く!と伝える。

支度は簡単だったけどね~道具は出たままだし。なのでタックルは同様、アマノ釣り具のグラス無垢竿、電動リールは電動丸plays4000、ラインはPE12号200m。

 

カメラは忘れたので今回の大半はケースに入れたiPhoneからです。なので写真の上部が黒いのはそのため。


今回はラッキーアイテムの

くわせオキアミスーパーハード Lより大きい BIG L

を用意した。

 

なぜか?

一つはカツオの針はとても大きいんだけど、オキアミがしっかりしているうちはいいけど、探すのに時間だけが過ぎたりしてオキアミが溶けたり、やるとわかるんだけどすごく船が揺れるので、コマセバケツに水が入ったりしちゃうのね。すると、オキアミがブヨブヨになってしまう。アジなどと違い、針が太いからボロボロのオキアミはすぐに落ちてしまう。そうすると少し~身が付いててもアピール力の差は出るように感じる。

 

カツオメジは1回のチャンスの割合がとてつもなく大きいので、こういう時のために買っておいた。

これは結果論で、まだまだ結論までには達してないが、この日の釣果的には(昨年もだが)くわせオキアミスーパーハードを抱き合わせが一番釣れた。ただオキアミの差なのか、たまたま群れの差なのかわからない。

わからないが、過去も含めて・・・カツオにくわせオキアミスーパーハードはラッキーアイテムになってる。

 


当日、朝は2時半集合。船長はこの間の釣れなかった配慮で、一番いい真ん中にしてくれた。トモ(船の後方)がいいとかあるけど、カツオの場合、魚探に近い方がハッキリとしたアドバイスはできるモノと思われる。

ちなみに自分はトモだろうが、ミヨシ(船の前方)だろうが、釣果の差は差ほど出ないと考えてる。ただしトモはまつりにくいという良さはある。

 

で乗り込んでみると、ミヨシのオジサン!昨年のカツオ釣りで爆釣して、仲良くしてたオジサンだ~と思って、帰りまで色々としゃべってた。同じ船ばかり乗ると段々と顔なじみは増えていくからいいよね。

 

そして今日はベテランの常連さんばっかり!トップを狙うのはなかなか難しいほどの人ばかりでした。逆に言えば、この人達が釣れないならどうしょもないが、逆に言うとナブラを見つけるには、いい目を持った人達が大勢いるわけだ。

 

釣れる予感がプンプンしてた。

 

みんな慣れている人達ばかりなので、予定より15分早く出船となる。

 

まずは焼津の前でタチをやる。ただ反応はイマイチ。

すぐに一つ東側へ。そこで一流しするも、船中一本。また東へ。ヤマシタの一番東側の深場のところ?

そこでやるとポツポツでは釣れる。でも自分には…。

 

当たりはあるんだけど、乗ってこず。とりあえずフォール中に一本ゲット。

その後はライトの点滅が弱いからなのか、当たりが周りほどなく、なぜか釣れなかった。

やはり太刀魚は苦手だな~。

言うことも人による。きちんと食わせろという人もいれば、コツコツではもうくわえてるから、ちょっとしたら合わせていいとか…。イマイチ正解が見えないのが太刀魚だと思う。強烈に釣れるときは誰でも釣れるんだけど。

結局、船平均5本ほどで終了。自分は一本(笑)でも指5本級も混じるよ~。型はすごくいいのがいるね。

 

 

 

そして一路伊豆方面へ向かう。途中、イルカか!と思ったら鯨だった。よかった…

イルカだとカツオは嫌がってこない。

 

 

あとはその同じ名字のオジサンと二人で話しながら走る。

しかし本当にべた凪だった。冬のイカとかやる同じ海とは思えないほど。

そのオジサンの竿だが10万円ぐらいするらしい…。この太さだとメジだと根本から曲がるけどね~。

グラス無垢なら折れない。必ず、グラス100%の竿にしましょう。それなら六千円ぐらいからあるからそれで十分。高いメーカー品だけじゃないですよ!to若い人へ。おじ様達は金持ってるから!(T-T)

 

 

 

これだけ静かだとナブラも見つかるだろうな~と。

 

すると、船の速度が上がる。いきなりか?と。支度に戻る。

 

伊豆に近づくにつれ、速度アップ。それでもまだ始まるとは思わなかった。いつもなら船長が、用意しとけよ!とか言うから。なので、タモをそばに用意してなかった。

 

で、船団がいる。速度が落ちる…ん?

 

鰹は今日はいるのかね~とのんびりしようかなと思ったら

 

 

 

 

 

 

「とっとと

 

やれぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

 

 

 

マジかよ!!!とりあえず20-15でタナ指示。いきなり

 

 

 

ゴゴゴーン

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

 

電動ON。でもドラグ締め切ってなかった(笑)で、タモタモ!と探してたらラインは少し出ただけで済んだけど、その間に隣のじいさんと祭ってしまったが

PE12号の力発揮。向こうが8号なので、こっちは余裕!!で向こうが切れた…。すみません~と…でもフォローしてる時間はない(カツオ釣りはまつる釣りだから)

タモを用意して、巻き上げて一本ゲット。

 

針だけ外してカツオはほっとく。

 

続いて投入、

 

 

ゴゴーン

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

 

ほらーほらーいくよ~

 

 

カツオまつりだよ~。

 

 

 

静岡、駿河湾の

 

 

夏が来た~~( ̄ー ̄)ニヤリ

 

 

 

 

電動フルON! →巻いてるうちにタモを横に置く →そしてカツオリーダー掴む →天秤掴む →ハリスを手に巻いたら →タモで鰹を取る →タモからカツオ出す →針を外す →エサ付けて投入

 

 

 

ゴーン

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

同じ要領で、取る。船移動!

 

 

すぐに止まる、

 

 

 


「やれ~やれ~~」

 

 

 

すると

 

 

 

 

ぎゅーんー

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

おらおら~行くぜ!!!!!

 

 

続いて移動~入れる~

 

 

 

 

ズコーン


 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

 

15分で5本目!よっしゃ~25本の日になると確信。

 

 

お隣の切られた人は…ゼロ…。カツオをどうしても釣りたいなら、電動丸なら4000番に12号200m巻いてきなさいな。祭るのはみんな祭るから。それで釣れないときは誰でもあるから。それがカツオ釣り。

 

 

 

 

続いてやるよ~

 

 

 

投入する~

 

 

 

ズゴーン

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

ってタモを船長が前にもってっちゃったよ!!!!

 

 

タモがねーよ。

 

 

水面でバシャバシャさせてたらばれた。

 

カツオってのは口の横に針が刺さるので、手で引っこ抜くのは小さいのだけ。今年のカツオは3-4キロと大きさも脂もあるので、それをすると口が裂けて抜けちゃうから、必ずタモ!遊漁船なら一人一つぐらいはある。

 

 

 

そしてカツオの群れはメジ同様、深場へ。こうなるとサイズは上がるが、数が伸びづらい。というのも仕掛けの投入と群れの速度が合いにくくなる。つまり15mぐらいまでの時にどれだけ手返しよくやれるかが鍵。一人ですべてをやれるのが一番いい。

 

 

 

そしてタナ35mの深場へ。

 

 

 

しばらく探してから

 

 

 

 

「やれ~タナ 35-30!!!」

 

 

 

コココ…

 

ズゴーン

 


おおなんか抵抗するぞ~?

 

 

 

まあいいや~

 

と見ると

 

 

 

(電動ですから…放置してタモを用意してるので)

 

 

 

初のキメジ

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

ここで30分で序盤戦終了。竿頭は俺!トップ快走

 

メジ・カツオは釣れればたちまちクーラーはいっぱいになるね~。

 

どこで血抜きするかだけど、人それぞれだけど、自分は釣ってるときは足場でバタバタさせとく。移動の時にてを入れて鯖折りしちゃう。ナイフなら、エラからナイフを入れて魚の下までストンと切るか、骨の下側に太い血管があるから、それを切ればすごい血が出るから、バケツに突っ込んどく。ある程度地が抜けたらとっととクーラーにカツオは移す。傷み出すから。ハラワタや頭を捨てるのなら帰りか、完全に群れで見つからない時にやればいい。釣りの最中は、船の動きが他の釣りとは違うから、刃物は危ないよ。

とにかくオキアミの汁と全身にカツオの血を浴びて釣りをやるから、必要なら着替えを必ず!

 

 

 

 

ここからは深場のままなのと、目標は達したのでほっとしてしまった。周りも釣れた人は、ニコニコし出す。これがいいよね。みんなこの「釣りたい」プレッシャーみたいなものからの解放がハマった連中なんだよね。

 

自分ももうのんびりし始めてしまったよ。トモの親子にも「もういいね~ホッとしてるでしょ?」なーんて言われて。これこれ!雰囲気が好きでこの船にのるんだわ!と改めて思った。本当幸進丸は船長含めて、いいメンバーが集まると思うわ。

 

 

でも釣りはやるからにはやるけど、タナに入れても当たらなくなった。それどころか横じいさんが投入が遅いので、どうしてもまつる。でミヨシのオジサンとも祭って、ライン切れてた(笑)

8号PEね~W○○(名字)の間で、PE12号に挟まれたら、己等と絡んだら切れちゃうよって感じ。

実際、さすがにこれだけ祭っても、釣りのあとは確認したが多少のささくれ程度。1回の釣行にたえうる耐久性ならPE12号がベター。ちなみに錘はタナが深くないので自分は100号。

 

 

 

あとはその後は本当になくてね…カツオを二本追加しただけ。バラシもなくて。あとはまつりしてたね。

 

 

 

でもそれも目の前でバシャバシャカツオがやってて、すぐに落としたら15mで食った。

15mぐらいが相性が良いのかな?

 

 

 

10本近く釣れだすと、「もう要らない」という声も出始め、他の船でもそうなるので段々と船団は小さくなっていく。小さくなると、カツオを追い込めなくなる。

 

船が先回りして見つけて止めて~とか、群れをオキアミで止めてるので。なのでプレジャーはだいたい船団の周りで待ちの釣りか、後ろについておこぼれを狙うやり方でやってるが、コワイと思う…。

 

 

 

 

船団は約30隻ぐらいかな。

 

ということで9時には伊豆を離れて別の群れを探しながら行く。実質終わりみたいなものだね。片付けしちゃう人はしてたし、自分もハラワタがデカイのでとっとと船の上で処理して捨てた。

今年のカツオはオキアミではなくイワシが腹一杯!だからか、夏なのに脂がのってて型が大きくて、むちゃくちゃウマイ!。ただイワシなので、早く捨てないとカツオが傷むので、捨てるべき。

 

写真用に少しは頭は残しておく。内蔵だけはすべて捨てちゃう方がいいかも

 

 

 

その後は安倍川沖まで戻るも、海は本当にベタベタベタ凪だが、ナブラはなく

 

終了

 

久しぶりにホームページに載った~

 

メジは大きさは変わらんよ。遠近の関係で小さいっす…センターポジションなのに(笑)

服は捨てていいような服です!カツオ釣りで綺麗な服なんて、後悔するだけだから。洗わず捨てるような服でもいいよ。

 

 


港まで凸凹くんが来てくれたので、少し引き取ってもらう。

「今日平日だよね?」と…まあ~働いてる人から見たら、あの空気は


ここだけ完全に休日です~

 

 

カツオは地元民は実は多くない。普段の釣りの方がまだね。カツオだけは県外からもかなり増える。後ろの親子は岡崎から来てたし。なのでガラガラって言うことはあまりないね。来週あたりだと、乗れればいいとかそんな感じでない?

今が群れも入ってきて、数もつれるからね~楽しいね。

そのうち船団が200隻も越えだしたらカツオも終わりだね。

 

 

tomo船長にも、少しカツオの処理を依頼。

 

うちが二本とメジ半分、あとは配るだけなので。カツオはその日の締まったのが最高だからね。キンキンにしといて翌日のもうまいらしいけど、少しでも温度管理が緩いと、身はブヨブヨ、匂いは生臭くなるし…。でも血抜きして内蔵捨てとけば随分と違うはずだけどね。ここらは釣り人だからこその手間だから。

 

で片付けすべて終わってカツオを食べたのが17時半。生臭い体のせいで食欲が失せるのは恒例。

でもねうまかった…。


釣果を先に~

 

 

血の水を捨てるべきと言われたけど…どうなんだろうね。

本来は釣ったら氷水に入れてキンキンにまず冷やす。海水も入れる。必要なら塩を別で持つ。

陸に上がるときに水を抜く、水に触れないよう袋に入れて、氷を上に一杯詰めて、塩を振る。

これが漁師では一番らしいので、プロがそういうならそうなんでしょう。

真水に長い時間つかると、白っぽくなり、綺麗な青が抜けるんだよね。

 

とりあえず写真のようなもんです。すべてじゃないけど。

 

キメジは~69センチだった。惜しい~

重さは

5キロはないね。

 

 

カツオは

去年のが2-3キロだったけど、今年は3-4キロサイズで一回りデカイ。

たくさんイワシがいるので、そのせいなのかな?とにかく今年のカツオは食べがいがある。

 

 

年間だと

魚種名 2011年釣果 追加 サイズ・他
アジ 255本   42cm(5/1)
サバ 64本   45cm(6/2)
カツオ
7本 +7 65cm(7/29)
キメジ
1本 +1 69cm,4.22kg(7/29)
尾赤アジ 3本    
サンバソウ 10本    
ヤリイカ 17杯   62cm(1/8)
スルメイカ 5杯    
ムギイカ
83杯   スルメイカの子供
太刀魚 34本 +1  
カワハギ 1本    
ウマヅラハギ 1本   36cm(3/5)
イサキ 104本   37cm(3/5)
真鯛 1本   46cm(3/5)
レンコダイ
2本   34cm(6/2)
シキシマハナダイ
4本    
ワラサ 2本   68cm(3/27)
メジナ 3本   40cm(6/17)
沖メバル 4本    
キス
2本    
Australian herring 2本   ニシン・コノシロ
Australian Filefish
38本   カワハギ・餌は牛肉

 

今回は鰹の刺身に、ヘソ(心臓)の刺身も食べてみた。その話してたオジサンが食べ方を教えてくれたので。

心臓だが、生臭くはない!かといって、味があるわけでもなく、こりこりもしてない…なんて言うんだろうか~

まあ何となく栄養価は高そうな感じはする。古い店の鰹じゃ食えないからね。釣り人の特権なんだろうね。ちなみに頭を取ると、心臓は頭側にあるので、食べるなら別で取っとくように。

 

 

それよりか刺身がさ~

 

この脂!!!

 

 

 

うめっーすっ!!!!!

 

 

綺麗~に包丁入れないと脂削いじゃうから気をつけてね。

自信なかったら柵の状態で、頭側からキッチンペーパーで掴んで剥がしちゃえばいいと思う。

 


総括すると、鰹はやっぱり釣れてるときに、それも平日に行くのがいいよ。最高

来る人は休んでくるもんね。

 

やはり自分は根っからのツリキチ気質はあると思う。

でも恵まれたところに住んでると思う。これで愛知や神奈川、それより遠くからなんて考えられないもん。

車で15-20分で船に乗って出発!楽でいいよね。

 

 

とりあえずリベンジが果たせて良かった。

何でも釣れりゃ、細かいことはどーでもいいね。

7本も釣れればさ、祭っても「カツオ釣りっすからねぇ~仕方ないっすよ~」で終わり。

 

みんな笑顔さ。

 

 

 

次回?鰹は終わったよ。

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