07回目「アジ狙い!真アジと青アジの見分けってさぁ」
昨日のイカがあまりに消化不良だったので、本日は無難と言われ続けているアジへ行きました。
現地到着すると、一台の車も…凸凹カーでした。少し話をして、あるネタの話の途中…もう少し聞きたかったけど終了~。
出発して、自分はミヨシに入ることに。またミヨシ…。仕方ないんだけど、修行だから。
ポイント到着。今は無難なポイントってことで、知らない遊漁船も居たりと混雑。こうなってしまうと、コマセが効かなくなるんだよね。
序盤は、なんだか手際が悪くて、自分でもイライラ。仕掛けの投入がスムーズじゃないんだよね。仕掛けの最後尾から餌を付けて投入して、最後に天秤を投げ込めば一番絡まないはずだが、トモでないと、横と祭る可能性もあるし。
しかしアジの食い気は比較的よかった。よかったけど、一ヶ月前に比べると、そこまでではない気がする。入れ食いって感じでもない。そのため、待つかタナをこまめに探らないと行けなくて、いろいろと苦労した。魚探が見られればいいんだが、ミヨシからだと通りにくいので…。
チラホラ大型も混じるも、淡々とやってた。まあ一緒に行った人ならイメージできると思うけど、ただ黙々と。
そのため周りがどれだけ釣れているのか、何を釣ったのかなんて全く知らない。完全に自分のワールドだね。
まあ結局はそのままずーっと最後まで続いた。
でも、ミヨシで波も出てくると、アジ釣りには辛い。。どうしてもバラシの率が上がる。追い食いさせて、2本以上ついてきているのは確実な引きなのに、最後で落とすとか。
どうしようもないことでもあり、反省するところでもあるのかなと。
その後、甘鯛を少しだけやりに行くも、自分はほぼやる気無し。とっとと片付けして掃除してた。
そんなに長くやらず、終了~。
着岸してから「真アジ釣ってたじゃん」と船長に言われるも、自分の事だとは気がつかなかった。自分はすべて青アジのつもりだったので…ヘッ?って感じで。
更に自分は今回、かなり鈍くさかったので、周りは70本とか釣ってて自分は30本かそこらと思ってたので…。
そのぐらい、お土産には満足できるレベルだが、釣りとしては不満が多かったです。もう少し器用にできないモノかなって。イカはだいぶうまくなってるんだけど。
余談を先に書く。
なんとなく電動丸無敵は、周りのリールを落とせるリールって事は、ある意味じゃ無敵だな!と。
背中の痛みが途中からあまりに辛くて、筋肉痛なのか、打ち身によるものなのかわからず…とにかく辛かった。帰宅して背中を見ると…すごいことに。写真はあるけど載せません!ひどすぎるので…。ホント派手に転びすぎたもんなぁ~と感じた。
アジ仕掛けは4つ持って行ったが、4つ使ってしまった…今日はロスが多かった。
35Lクーラーを初めて使用。アジ釣りならこっちのほうがいい。30Lクーラーでは足りない。微妙なところだけど、35Lの方が心強い。逆にイカなら30Lで十分。
ついでにクーラーの肩パッドはダイソーで机の脚の衝突カバー?っていうのかな。それを使ってみたけど、厚みは問題なし。ただ耐久性がなく、割りと簡単に裂けてしまうことが判明。ダメだ。
アジの血抜きだが、頭の下を完全に切らなくても、エラ下に指を入れただけで血管って切れるんだね。だけど、切っておく方が、干物にするときのエラ除去の処理の手間が少なくて済むから切った方が自分は好き。ナイフでイチイチやってると時間と手間を取りすぎるのでオススメはしない。血抜きしないと、台所が血の海になります。
アジが4本ほど何かにかじられていた。なんだったのかねぇ~。ブリ?
スンエンのオキアミを使ってみたけど、うーん、東海フィッシングのやつの方がいいね…。
つけエサをどうするか?ってあると思うんだけど、オキアミからで十分。ただ、くわせオキアミとかの方が持ちはいいので、コマセはいらないが、オキアミを使う場合、更に深場などで底物五目系なら、そういうのは十分ありだと思う。コマセを使う、アジやカツオなんかはオキアミから付ければ十分。というかオキアミって安いから、くわせオキアミやらワームやらなんやらと買うと返って高い。鯵ならイカタンとか代用はできるからね。
追記11/02/21
皆さんはアジの処理ってどうやりますか?自分は主に干物・刺身・フライ用と3つにします。アジはあって困る魚ではない!けどさばくのが面倒ではあります。
干物用は、いきなりカット。ウロコもゼイゴも取りません!そのまま塩水とかにつけて干して終わり。Oさんとも話したけど、ウロコがついて気にならない?って言われるけど、気になりませんね。一度もそういう経験はありません。売り物ではないので、自分が満足していればそれでいいかな~と。時間は1本1分はかけません。かなり早いです。。というか昨年からアジさばきすぎて、うまくなりすぎです。
刺身用は基本的に大アジになるので、一応ウロコはとります。ゼイゴは取りません。少しでもウロコが身につくと気になるのでウロコは取りますよ。あとは三枚におろして皮をはいで中骨を抜いて切って終わり。
フライ用も、干物同様、ウロコもゼイゴも取りません。いきなり三枚おろしで皮を剥いでしまいます。中骨はそのままで基本的に冷凍、食べるときにフライにしてしまいます。骨は高温で揚げればそこまで気にならないし、ウロコも気になったことはないですね。
まあ人それぞれ、上手・下手はあると思うので一概には言えませんが、自分はこんな感じでさばいていきます。
人に配って、さばくのを見ていると…想像以上に下手な人も居ますね…。まあ仕方ないんですが、大事なコツは技術的なことより、個人的には包丁の質だと思います。とにかく切れるようにしないとダメです。スパスパで落とせるほどね。自分はさばきながら、刃を研いだりもします。きちんとした良い包丁を買いましょう!出刃なら1万円も出せば家庭用なら十分ですし。
あと塩って手荒れしますよね。船釣りを初めてから、親指の皮が随分と厚くなりました…船長は更に厚くパックリしちゃうそうで…。こまったもんですね。何か対策がないものかと思いますが、真水を持っていき、こまめに手を洗うとか、ハンドクリームを塗るとかですよね。。。釣りの後にトイレで手洗いをきれいにしても、手ってまだ塩の味がするんですよね。塩が浸透しちゃうんでしょうかね。オキアミも荒れる原因?真面目に対策したいところです。
次に釣果。
真アジ12本。ジャンボはすべて真アジ。
青アジ33本。平均しても型はそこそこ揃っていて干物なら十分なサイズ。
サイズは最高で41.5センチと新記録。目指せ50センチ!!
このぐらいのサイズになると、1本で結構食えるね。。。刺身じゃ食いきれない。
トータルは
魚種名 | 2011年釣果 | 追加 | サイズ・他 |
アジ | 140本 | +45 | 41.5センチ(2/20) 真アジ12 青33 |
サバ | 2本 | ||
尾赤アジ | 3本 | ||
サンバソウ | 7本 | ||
ヤリイカ | 17杯 | 62センチ(1/8) | |
スルメイカ | 5本 | ||
太刀魚 | 29本 | ||
カワハギ | 1本 | ||
Australian herring | 2本 | ニシン・コノシロ | |
Australian Filefish |
38本 | カワハギ・餌は牛肉 | |
調理のほうは、青鯵はすべて干物。ただ少しタレに工夫をしてみた。塩ベースだと飽きるので。
真アジは、刺身とシメ鯵とフライ用で終了。
自分は青も真アジも、かまわないので。
真アジと青鯵って、見分けがよくつかず、今日もずっと「青鯵ばかりだな~」なんて思いながらってたので、明確な違いを探そうとしてみた。
下が真アジ、上が青アジ。青鯵は、名前のままで少し青っぽいのと、形が細太いというか…鯖のような形。
身の色が黒い!とかいうんだけど…そうかな?魚は生きてるうちに殺すと、血が勢いよく抜ける。
死んじゃってから首を切るから…黒くなるとかではなく?なんて思う。
とにかく自分はそういうハッキリとした身の違いは見たことがない。
上の写真からわかるのは、ゼイゴの形状の違い。真アジはゼイゴのが前の方までハッキリしてるが、青アジはあまりわからない。
でもここらだと微妙なので、もっと明確な違いがないものか調べてみた。
まずはここ
背びれの形状が異なる。上のは真アジ。ヒレがすべて最後まで繋がっている。
そして青アジ
わかりにくいが、こんな感じで、分離している。ここは見分けのポイントかも。たぶんここで判断して良いはず。
あとはコイツかな。
青アジは、このタイノエを持っている率が非常~に高い。真アジはそんなにないのに。
青は9割近く持ってる。なぜかはしらん!さかな君にでも聞いてくれ。
このタイノエ、雌が結構な子を持ってる時がある。気持ち悪いようです。というかタイノエを見て鯵が食べられない人もいるとか。。
自分は人間に寄生しないのなら、食べはしないけど、それ以上はなんとも思わない。
なので、口を覗くってのはひとつの方法として有効だと思う。だけど!必ずではないし、地域にもよりそう。
とりあえずここらで終わり。