[船27]感謝!興進丸で御前崎沖カツオ釣り。イサキは入れ食い
いよいよカツオ釣りがスタート
釣れ始めてから、自分とO氏と船頭で計画はすぐに練られ始めたけど、ここでも募集したけど釣り人が足らないというのがネックだった。
でも凸凹氏が参戦。三名でも船を出してやる!という船頭の心意気もあり実現。
わたくし「損して得取れ」という考え方がすごく好きでして。この恩は忘れないっす。
今回はメンバーも少ないので、特殊なルールで、「釣った獲物(カツオ)は山分け」というルール。つまり均等に釣ってくれれば一番問題ないというわけですね。(*´艸`*)
いよいよ集合して、氷や追加のクーラーボックスなど万全の体制で行きます。そう…だから色々とこの人数でカツオで三人で…。明らかに赤字です。
向かうのは御前崎。湾内と御前崎、どちらにもカツオがいるけど、湾内は前々日が不調、前日が好調とムラがあり、御前崎はそれでも釣っているので、御前崎へ。ダメなら、イサキ釣りでもしてればいいや!というのもあるし、御前崎のカツオはそこまで移動しないので、船が追うには楽ですから。
他にもいくつか理由はあるけど、御前崎が正解だと終わった今でも思います。
現場到着
カツオのハネを探します。探している船は10隻ほど。
定番の幸進丸とかのチームは湾内を狙ったので、少なかったです。少ないほうが楽でいいんです。
しかしこの日はなかなか出なかった。
魚探に映るのは強烈なほどのイサキの群れ。
結局、とりあえずイサキ釣りするかぁ~とどの船もなってイサキ釣り。ようするにカツオが来てくれることを待って他のコマセ釣りをするわけです。
無線を聞くと、湾内では少し釣れているというけど…場所が湾奥すぎて今更いったところで釣れる保証なんてないので、とりあえずイサキ釣り、シイラ釣りみたいな感じで待つ。
一部の船はしびれを切らせて湾内に入るも、何もなく帰ってきたり。
結果的には待っておみやげ拾ってた船が正解でした。
コマセ釣りはというと、イサキは入れ食い。この時期ここまで釣れるかねってぐらい釣れる。
自分はイサキよりサバが欲しかったので、鯖釣りする。
サバも入れ食いだけど(*´艸`*)
11時。いよいよ雰囲気がだめっぽくなる。「今日はダメだなぁ~カツオはいねぇなぁ」なんて声がスピーカーから出てくる。遊漁船も商売だから湾内の様子はとにかく気にしている。
11時半。ついにスピーカーから『あの船の向こう側の鳥は、カツオじゃないかぁ~??』と出てどの船も一斉に確認。
カツオ発見。
いつものんびりしてるこの興進丸が、いよいよカツオを発見して全速力で向かう。
この雰囲気が快感(*´ェ`*)
わたくし、トモに入ったので、船頭の竿と二本やらないといけないので、大忙し。でもO氏も手伝ってくれたのでよかったけど。
とりあえずまず一回目。何も食わず
二回目、船頭の竿を投入してたら、凸凹氏が「きてるよ」って自分の竿が来ちゃったけど、巻き上げ遅くてバラす。
その次は逆。両方落とし終えて、自分の竿の前にいたら船頭の竿にヒット!これはゲット
そして次は、自分の竿が・・・グングン
『食ったぞォォォォォォォォォォォォ』
天然炸裂だから。
わたくしは・・・
当然ですよ、ヒットは確実に結果を出すのがプロですから(*´艸`*)
ちゃーーーんとゲット。二年ぶりに取ったけど、最初の頃みたいにはビビらないね。
船頭も色々とプレッシャーがある釣りなので、口調も荒くなる( ゚∀゚ )
「とっととあげろよ」
『これで全力!!』
とか怒号が飛び交う感じ?でも無事に取ると、ホッとしてふたりとも開放される。
これがカツオ釣りなのですよ。
電動が遅いのは、自分はドラグは出さないけど、シマノについてる「楽々モード」でやっているから、カツオが引っ張ると無理に巻かないようにはしてるんだよね。
自分はその後、一本取るも、一本は船頭の竿を支度してたら、ヒットしててバラす…。
でも船頭の竿でもう一本確保。
これで4本は後ろで取った。二本竿でやってたので自分がとったと言っていいのかは知らないが、関わって四本とれた。
あとは・・・他の人ね(>_<)
なぜ釣れないのか?
前の二人に共通するのは、疑似餌はダメってことですか。
なのでエサだけにする。
するとちゃんときましたよ。
凸凹氏ヒット!!!!も上げてくる途中でバラす。こればかりはかかりどころが悪かったとしか言い様がないね。
そして、凸凹氏またヒットするもお祭り…。あれもこっちでとればよかったような…どうなっていたかは謎のまま。
O氏はバラすも、かごが落下…天秤が破損。だけどどうするとあんな壊れ方をするのか謎。ひとつはドラグを出されたことで他の船とまつってて引っ張り合いしちゃったか、ハリスがかごを回る形でかかってしまったとか?。なんか普通は壊れない形で破壊されてた。基本的に魚のパワーも道具のパワーもめちゃくちゃある釣りなので、壊れる時はすごい壊れ方をするよね…。
いよいよ時計も見ると12時52分。残りワンチャンス。
この時は、三人がヒット。自分の竿は、今までどおりで…船頭の竿を投入してたらバラした…。
二兎追うものは一兎をも得ず…ですかね。かかりが良ければそんなにバレたりしないと思うけど。
O氏は今回もバラしたってことで…ボウズが出るのが確定。゚(゚´Д`゚)゚。
凸凹氏は三回目のアタリ。
今回は無事にゲット!!!!
12時58分。最後のギリギリでボウズ回避。
もう少し早く、9時頃から始まっていれば一人5本ぐらいは狙えたんだけど、今回は型を見れただけでよしってぐらい短い時間になってしまった。
こればかりは、運だから仕方がない。
7時から始まればクーラー満タン&早上がりは確実だし。
バラシが多いのは確かにあった。なんだかんだで半分近くはバラしだし。
釣果
本日はカツオは山分け方式なので、一本半もらったけど、釣ったのは二本。
残念な結果・・・・
じゃないのがここから
でかいサバにでかいイサキがかなり入ってたりする(*´艸`*)
50Lクーラーだからわかりづらいけど。
イサキも型がわるくない。ウリボウサイズは3本あったかな??ぐらい。
脂ノリノリのサバはしめ鯖へ。
この倍はサバはあった(*´艸`*)
魚種名 | 2013年釣果 | 追加 | サイズ・他 |
真アジ | 59本 | 43.5cm(3/10) | |
マルアジ(青アジ) | 164本 | ||
ムロアジ | 3本 | ||
サバ | 58本 | +14 | 43cm(6/23) |
本カツオ | 2本 | +2 | |
ヒラソーダ | 1本 | ||
シイラ | 1本 | ||
イサキ | 80本 | +15 | |
ヤリイカ | 23杯 | 62cm(4/16) | |
スルメイカ | 20杯 | ||
ムギイカ | 13杯 | ||
甘鯛 | 4本 | ||
キダイ(レンコダイ) | 62本 | 33cm(4/16) | |
スルメイカ | 13杯 | ||
太刀魚 | 47本 | ||
コノシロ | 1本 | ||
アカイサキ | 4本 | 37.5cm(3/3) | |
メジナ | 3本 | 42cm(6/23) | |
ムシガレイ | 2本 | 36.5cm(2/23) | |
ウマヅラハギ | 2本 | ||
石鯛 | 3本 | 30cm(3/10) | |
黒鯛 | 2本 | 38cm(3/31) | |
目鯛 | 1本 | 57cm(7/21) | |
サンバソウ | 2本 | ||
カイワリ | 1本 | ||
ハタ | 1本 | ||
アラ | 1本 | ||
ニベ | 1本 | 43cm(4/5) | |
カサゴ | 2本 | ||
オニカサゴ | 2本 | ||
穴子 | 2本 | 70cm(7/15) | |
カナド | 2本 | ||
メゴチ | 6本 | ||
キス | 5本 |
カツオは3キロあるかどうかってところで言われていたほど大きくない。
群れが変わったのか、湾内にとどまるカツオならお腹の中はコマセでいっぱいなんだが、今回連れたカツオは群れも小さく腹の中はほとんど入ってなかった。なので前日までのカツオとは違うような気がする。
カツオ以外も十分とれたし、鰹釣もできたし、個人的には今年一番楽しかった釣りでした。
なかなか辛抱の釣りというか、湾内と両方で釣れているだけに、選択も大きな分かれ道になる時もあるし、考えさせられたけど、結果的には待って正解だったし。
湾内も走り回ってもほとんど釣れなかったようだし。太刀魚もこの日はダメっぽかったし。
結果的には色々と厳しい中でも悪く無い選択は取れてたと思うので。
話に乗ってくれた、O氏と船頭
そして、参加してくれた凸凹氏
ありがとうございましたm(__)m
さて次回は何かな???(*´艸`*)
カツオ釣りの魅力は、あのカツオのパワー勝負。
まあ電動で巻くだけとはいえ、取り込み時は手で掴んでうまいことやらないとバラすしね。
あのへんが面白いかな。
あとは、普通はそれぞれの立場をわきまえる理性が働いてるけど、テンパッて来て
我を忘れてやる雰囲気がいいですね。他の釣りとは違うのが。
みんなが思っているほどは大変な釣りではなく運の要素が結構強い釣り。
ただ誘って断られる理由はほぼ
・やったことがない
・道具がない
のどちらか。
次に多いのは
・カツオ釣り自体が嫌い(慌ただしい感じがいや)
とかですかね。最後のは好みなので仕方ないけど。
道具は…まあ竿はどうにでもなるけど、問題はリールだしね。
あとの道具は基本的にシンプルだから。
ぜひとも挑戦してみて下さい。
今回一番役に立った道具は、わたくしのタモ???(*´艸`*)
おしまい。